強い地元とのつながりに驚きつつ
地元の支えと豊かな自然に助けられる日々
南部町 岩本さんご家族インタビュー
地元の支えと豊かな自然に助けられる日々 南部町 岩本さんご家族インタビュー

強い地元とのつながりに驚きつつ
地元の支えと豊かな自然に助けられる日々
移住されたきっかけは?
啓幸:元々私の地元で、いずれは帰る予定だったので。
亜紀子:私は福岡だったのですが、結婚する前に、主人の地元に引っ越してきました。驚いたのは、近隣のつながりの濃さ。当時はまだ旧姓だったので、みなさんに一つ一つ説明していくのに苦労しました(笑)。ただ知っていただけてからはとっても親切で、本当によく可愛がっていただいています。
移住してほかに感じることは?
亜紀子:子育ての環境は本当に素晴らしいですよ。断然ここでよかったと思います。実家だと車通りも多く、子育て中の不安は大きかったでしょうね。身近に自然も多くあるので環境も申し分ないです。
啓幸:多少大きな声を出しても心配しなくていいし、やっぱり子供には外で思う存分遊ばせてあげたいですから、その点では近所の方の目もある地元は安心してみていられます。
美味しいものしか食べません(笑)
自然と養われる子供たちの食育
都会と田舎で子育てにおいて何か違いは感じますか?
亜紀子:仮に都会に住んでいたら3人の子供なんて考えなかったかも。同居している義母の存在は大きいですね。何かと気にかけてくれますし、面倒もみてくれますから、本当に助かっています。
親として気をつけていることは何ですか?
亜紀子:我が家全員食べることが大好きなんで、できるだけ旬のものを食べさせるようにしています。子供たちって素直で、旬のものは食べるけど、少し過ぎてしまったり、古かったりすると食べなくなってしまいます。今でいうと大根なんかは、秋までは食べなかったのに、旬を迎えた今は喜んで食べるんですよ(笑)
子供の舌ってすごいなぁって、私たちも親になって初めて気づかされました。
啓幸:あと、実際はなかなか難しいですが、子供たちが望むことはできるだけ無理と言わずにやらせてあげたいとは思っています。
町の支援で助かったことはありますか?
啓幸:保育園ですね。都会ならまず入れるかどうかが問題になっていますが、南部町では入りやすい上に、施設が充実していて、園の先生が本当によくしてくださいますし。安心して預けられます。
地元の方とのつながりはいかがですか?
亜紀子:義母が地域振興協議会に携わっているので、いろんな行事にはできるだけ参加するようにはしています。子供がいないときはあまり興味を持たなかったことも、子供ができた今はそういうことにも敏感になって、交流の輪も確実に広くなりましたね。
啓幸:その分、企画側にまわることも多くなり負担も増えますが、その分の努力はちゃんと地域の方々が評価してくれるのでやりがいは非常に感じますよ。
都会にはない子育て時間の余裕
親にとっても子供にとっても充実の日々
移住を考える方にアドバイスを。
亜紀子:都会で子育てするより断然田舎の方が楽なんじゃないかな。都会では忙しくてなかなか時間をとることができないですが、地方ではその余裕ができる。これって子供にも、親にもいい影響を与えてくれると思います。
啓幸:仕事の問題はありますが、それをクリアできれば田舎って便利。都会に暮らす方には田舎って何もないイメージかもしれませんが、普通に暮らす上では何の不自由もないですから。
1年間に、子どもと過ごす時間
3562時間
運命的な出会いで伯耆町に移住を決意